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SONY α700 Blog 表現贅沢主義

α700と風景撮影
Dレンジオプティマイザーの進歩に
感心してしまいました
撮影・文:並木 隆
並木 隆 NAMIKI Takashi
1971年、東京生まれ。1990年、東京写真専門学校(現ビジュアルアーツ)中退と同時にフリー。花など自然写真をテーマに活動。カメラ誌への作品提供、寄稿のほか、各種写真教室の講師も務め、その解説のわかりやすさには定評がある。
※作品画像をクリックすると拡大画像とキャプションがご覧になれます。



ハイライトを白とびさせずにシャドーを出す
今回α700を使ってとにかく感心したのが、Dレンジオプティマイザーの進化ですね。α100でも搭載されていましたが、効きすぎず、弱すぎずの絶妙な調整具合は健在のまま、5段階で微調整できるようになったことで、Adobe Photoshopなどの画像処理ソフトでなければ調整できないような階調再現をカメラの中で完結することができるようになったんですからね。
 これまでシャドー部を明るくするにはハイライト部を犠牲にしてでも露出補正をプラス側にするのが当たり前でしたが、アドバンスオートで弱ければ、アドバンスレベル設定で効果を高めていけば、よほどコントラストの高い条件でない限り、ハイライトを白とびさせることなくシャドー部を出すことができるようになりました。

Dレンジオプティマイザーで露出補正なし
日中の風景ではコントラストが高いことが多いですが、たとえば青空の色を残したまま木陰を潰さずに階調を出すことができるのでとても効果的ですよね。
 また、レベルを上げていっても、それ以上の効果が期待できないと判断されれば、無理に調整しなくなるところもスゴイですね。
 だから、DレンジオプティマイザーをONにしているとき、これまでのように露出補正をしてしまうと、わずかな補正でも白とびや黒つぶれするところが出てしまうので、露出補正の代わりにDレンジオプティマイザーを使うと考えた方が迷わずに機能を発揮できると思います。

アドバンスオートでも効果はバッチリです
最初はとまどいましたけど、慣れると露出補正しなくていいから楽でしたね。
 でも、調整具合はあくまでカメラ任せですから、アドバンスレベル補正をどのくらいに設定したらどのくらい調整するのかをいくつか撮り比べないと把握できないのはかなり苦労した点です。
 ですから、最初はブラケットを使って効き具合をなんとなくでいいから把握することから始めた方がいいでしょう。
 これは調整できる範囲が増えたことによる弊害といえるかもしれませんが、難しいと思うならアドバンスオートでもDレンジオプティマイザーの効果は得られますから心配しなくてもいいですよ。




ミノルタ、コニカミノルタのレンズも使える
ほかの部分では、ファインダーがα100に比べてかなり明るくなっているので、ピントの確認がしやすくなりましたね。開放F値の暗い高倍率ズームでもそれを感じさせないファインダーですし、500mmF8レフレックスではピントの山がただでさえつかみにくいレンズなのにハッキリ確認できました。
 そう、レンズといえば、ミノルタ、コニカミノルタ時代のAFレンズがすべて使えて、しかもカメラ内蔵手ブレ補正の効果もソニーαレンズと同じように得られる、というのは改めてありがたいなと感じました。
 フィルムカメラのミノルタα-7000やα-Sweetなどなどのユーザーが使っていたレンズが、ソニーα700でもそのまま使えるわけですからね。



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