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SONY α700 Blog 表現贅沢主義

見る贅沢!
α700&BRAVIA 見ながらトーク
 ソニーα700で撮影した画像を、ソニーのフルハイビジョン液晶テレビ、BRAVIAで見ながら5人の写真家に語っていただきました。写真家は、風景写真を担当していただいた並木隆さん、鉄道写真家の長根広和さん、花の丸林正則さん、ポートレートの魚住誠一さん、スナップの曽根陽一さんです。

■ BRAVIAで『SONY α700 オーナーズBOOK』の口絵作品を見てみようよ、という呼びかけに集まってくれた5人の写真家。映し出される作品のクオリティに興味津々。
まずは、会場を提供してくださったソニーマーケティングの松田さんからの前口上です。
松田 α700で撮った画像をBRAVIAで見てくださいというのは、デジタルカメラで撮った画像をテレビで観て欲しい、というより、手軽にテレビでピントや露出を確認してもらいたい、そういう提案です。
 これまで、ビデオケーブルでカメラのVIDEO OUT端子とテレビの映像入力端子をつないで見る画像は低画質でした。
 ソニーのBRAVIAに限らず、HDMI端子のあるハイビジョンテレビなら、別売のHDMIケーブルで接続すると、より高品質な写真画質で映像が楽しめます。
 さらにBRAVIAでは、HDMIケーブルで接続すると、テレビが静止画に適した画質に自動的に設定されます。
 さあ、ハイビジョン・フルHD(High Definition)テレビである46インチのBRAVIAをご用意しました。写真家のみなさんの目で、テレビでピントや露出の確認ができるか、お試しください。
以下、『SONY α700 オーナーズBOOK』の口絵作品(P10〜29)をBRAVIAで見ながらの座談会のダイジェストです。誌面に掲載しているものとは、ダイジェストの仕方が若干異なります。
※『SONY α700 オーナーズBOOK』は、書店にて発売中です。
※『SONY α700 オーナーズBOOK』の口絵作品(P10〜29)が、実際にBRAVIAでご覧になれます。銀座ソニービル6階 お客様ご相談カウンター内 “αコミュニティー銀座”で「SONY α700 オーナーズBOOKの口絵が見たい」とお申し出下さい。(2008年1月15日まで)


では、座談会の始まりです。
カメラマン編集部 みなさんが撮ってくださった『SONY α700 オーナーズBOOK』の口絵作品をBRAVIAで見ていただきましたが、その第一印象を聞かせてください。
■ テレビの大画面に、撮影した作品がどう再現されるのか? 画面を見つめる5人の写真家の緊張感が伝わってきました。
並木 隆 僕は大画面のハイビジョンテレビを持っているのですが。自分で撮影したものをテレビで見たことはありませんでした。今回初めて見るのですが、予想したよりもはるかにキレイでびっくりしています。
 僕はみんな(出席した5人のカメラマン)の中で一番画面に近いところから、しかも斜め横から見ているんですが、めちゃめちゃキレイ。
 写真のチェックだけでなく、家族や友人と旅行に行ったあとの思い出鑑賞会などでも面白いんじゃない。
丸林 正則 実際(撮影時)よりキレイ。花の色を華やかに感じるね。テレビ画面で自分の写真を見るという発想がなかったから、こうしてみると自分の作品じゃない気がする。
 自分の作品ながら『オオッ』という感じ。惚れ惚れしてしまうね(笑)。客観的に見られるし、チェックもできる。私以外の方の作品もスケール感にあふれている。
魚住 誠一 すごいね。モデルさんのセーターに静電気で付いているホコリまで解像してる。これはパソコンのモニタでは気づきませんでしたね。これって、写したα700の解像力もスゴイ、BRAVIAの解像力もスゴイ、っていうことでしょ。
長根 広和 僕は普段はフィルムで撮影しているんだけれど、新幹線のボディの質感もきちんと出ているのが分かる。最高にイイ感じで映し出されている。
 デジタルでは、フィルムでの撮影に比べると、超高感度で撮れて、しかも手ブレ補正が内蔵されているので、いままで撮れなかった夜景での流し撮りや地下鉄の撮影ができたのが驚きです。ISO1000で撮った新幹線の流し撮りをテレビの大画面で見ても、画質が荒れていない、ノイズが分からない。
 これだけ大きい画面で見ても手ブレしていない。びっくりです。デジタルだと、見るときの楽しみ方が増しますよね。たとえば、写真を持ち寄ってこういった大画面で鉄ちゃん(鉄道マニアの愛称)居酒屋で鑑賞しあったら、大盛り上がり間違いなしです。
曽根 陽一 今回はスナップ写真を担当したんですが、スナップ写真を大型テレビ画面で見たのは初めて。フィルムをスライド映写したときの大画面とは画像の密度が違いますよね。
 スライドよりもBRAVIAで見ると、パソコンやカメラのモニタと同等のシャープさで絵がキッチリ詰まっている感じです。さらにカラーネガで撮影したようなヌメリ感、丸みのある色味があります。
 自分のパソコンのモニタでは、この域までは達していない。実物をもう一度再現しているという意味で、ほぼ撮影時に見たままですね。空気感がそのまま流れていますね。
 実際、自宅でプリントしたらこんなに大きくできないわけで、せいぜいA3ノビくらいまでですよね。それよりもこの画面の方が大きいわけだから、写真セレクトには非常に有効ですね。自分のモニタでは気がつかなかった部分のディテールまで見えてきました。
■ 作品をすべて見終わった瞬間、「すごいね」「きれだね」という声と笑顔があふれました。
並木 テレビ画面に映し出されると不思議な感じがするね。自分以外の人の写真は普通に見られるんだけど、特に魚住さんの写真はポートレートだから、テレビではよく見る絵じゃないですか。
 まるでテレビに出演している女優さんを見ているような感じで、まったく違和感がないです。でも、自分の写真は変な感じ。こそばゆいというか、不思議というか。
魚住 僕自身は、テレビ画面に映し出された自分の写真にもまったく違和感がないですね。並木さんの風景写真や長根さんの鉄道写真を見るとView(画)という印象を持ちます。
 ポートレートではモデルがテレビに普通に出演したという感じ。だからサクサク作品を見ることができます。これならば、スチルで撮ってミュージックと合わせてプロモーションビデオを創る、というのも面白いと思いますね。
 欲をいえばモノクロでも見てみたい。グレースケールで1回ちゃんと見て、どのくらいのところで黒が見えるとか。階調もひと目で分かると思いますから。
曽根 大きく見ることによる発見というのがあるよね。ここだけを切り取っても面白かったなとか、ここは気が付かないでシャッター押してたけどいいなとか。細部まで見えるからね。
編集部 BRAVIAで作品を見て、画質的にはどう感じましたか。
丸林 スゴイんじゃない。長根さんがISO1000で新幹線を迎え撃ったと言っていたけれど、そういう風にいわれなかったらISO1000だなんてまったく分からなかったくらい。
 再現力がスゴイの一言ですね。僕の撮った花の場合も細かいところまで目が届く。ちゃんと撮らなくてはいけないな、と再認識させられました(笑)。
長根 これだけ大きく高画質だと、見やすいだけに失敗したときのショックはデカイでしょうね(笑)。それだけに選択も大変だけれど、結果的にはこれぞという写真をセレクトできるでしょう。
魚住 このサイズなら、ブレとかピンボケなどがよく分かります。手ブレ補正の効果も一目瞭然です。
長根 まったくそのとおりですね。手ブレ補正の結果はてきめんですね。
■ 撮影ジャンルの違う写真家同士、作品を見ながらα700の設定について貴重な情報交換も行われました。
魚住 今から2〜3年前、写真を大型モニタの画面で見せるというのが5年後くらいに主流になるのでは、と問いかけていた人がいました。そのときは、ああそうなのぐらいにしか考えていませんでした。
 その段階でインクジェットプリンタの出力を見ても、まだ写真じゃないよと思っていたんです。しかし、これ(テレビ画像)を目の当たりにすると、これでなんか作品展ができないかな、などという欲がでますね。そういう画質です。
並木 それはアリですよね。このBRAVIAが10台とか20台とか並んでいて、写真が変わっていけば、パネルでプリントを何十枚も並べなくていいし。
長根 従来の写真展ではプリントしなくてはいけないので、費用がものすごくかかるじゃないですか。費用、費用というと誤解されるかも知れませんが、これだったら誰でも気軽にギャラリーで、といった感じで写真展が開けるでしょう。
 メーカーギャラリーとしてやってくれないかなぁ。タテ位置の写真が見やすいように、画面をタテに回転できるといいな。
並木 ひとつの案として、スライドショーで新幹線がグァーンと走ってくる形態も考えられますね、見せ方として。
魚住 ケース・バイ・ケースですが、スライドショーより静止画の価値は重要だと思いますね。やはり、じっくり見せるとなると静止画に勝るものはないのですから。ただし、今後の作品展の姿は考える必要がありますね。いろいろな可能性を感じさせてくれます、このクオリティは。
長根 まったく余談ですけど、鉄道模型ファンは車両基地で車両のパーツとか撮ってきて、一生懸命に図面を起こすんですが、これだけ大きくクリアに見えると、テレビにトレペを貼って写せそうですよね(笑)。
編集部 みなさん、α700とBRAVIAの出合いを堪能していただいたようですね。最後に、ご自身の作品を前に、一言ずつお願いします。
※作品画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。
並木 隆
これだけ大きな画面だと表現したかった部分がくっきり出て、イイですね。ピントは手で示しているあたりに置きピンしていますが、風で草が揺れるワサワサ感を出すためにシャッターは15秒開けっ放しでした。実は、この写真撮るのは苦労したんですよ。風の向きが変わったり、陽の具合も変化しますから。1時間以上かかりましたね。減光フィルターのND400を付けているので、ファインダー真っ暗でピントも分からないんです。最初にピントを合わせて、置きピンしてからフィルターを付けました。
長根 広和
 大井基地で今一番人気の500系新幹線を狙いました。500系は間もなく東京を走らなくなってしまうんです。金網越しに太陽が出た瞬間に撮影しました。レンズが細身のDT18〜250mmだったお陰で、金網の隙間から撮ることができました。大画面で見れば、より鮮明ですが、日の出とは対照的に車体下部の少しつぶれた部分がメカニカルでカッコイイでしょ。α700の画質はシャープで、BRAVIAはコントラストもしっかりしています。
丸林 正則
 温室から撮った写真です。バックで白く光っているのは、外の駐車場で太陽光を反射しているクルマです。温室での撮影では、いかに温室臭さ消した絵づくりをするかがポイントです。フルHDでの再現は、実際よりちょっと派手かもしれませんね。もう少し暗いのですが、鮮やかさが前面に出ていい雰囲気です。主題の花弁は細部にわたってしっかり再現されています。画面上でここまで大きくして見るのは初めてですが、自分でも上手いものだと感心しています(笑)。
曽根 陽一
 さきほど、何を撮ったのかと聞かれましたが、このラウンドしている金属は、バスの後部です。バスといっても観光バスとかではなくて、よくクレープを売ったりしている屋台に使われているバスです。フォルクスワーゲンのバスなのかな。日の出桟橋で見つけました。眩いばかりのメタリックな反射にひかれて、補正なしでシャッターを切りました。アンダーで深みのある諧調を出せたと思う。BRAVIAの画面でも、金属の質感が実によく出ています。
魚住 誠一
 ポートレートでバックのボケ具合を重要視する人が多いですが、僕はボケだけにこだわりはしません。それよりも女性ポートレートでは髪の毛に魂が宿っていると思っています。この写真をフルHDで見ると、その思いがますます募りました。でもいっぽうで、α700はカールツァイスレンズが使えるのが大きな魅力で、ボケだけにはこだわらないと言いながら、カールツァイスを付ければ、やはりあのボケ味を味わいたくなるのも人情です。ファインダーでボケを見るだけでゾクッとするレンズはそうそうありません。

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