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ウオズミはミノルタα9ユーザー
その昔、ミノルタα9を使っていたことがある魚住にとって、このα700はとても懐かしい気持ち……昔の恋人に再会した感じでありました。
取扱説明書を読まなくても、基本動作はできてしまうところも、指が昔の感触を覚えているみたいな感じです。そのぐらい自然に身体になじみました。 使用した感じで、まず最初に思ったことは、ファインダースクリーンの見やすさです。APS-Cサイズのデジタル一眼レフでは、フルタイム、マニュアルフォーカス派の魚住では、ピントの山がつかみにくいと、今までの機種では痛感していたからです。 そんなピントの悩みを、このα700は、だいぶ解消してくれます。自分が狙っているフォーカスポイントにしっかりとマニュアルフォーカスでピントがくるではありませんか。 当たり前のことだけど、最近の明るいだけのスクリーンに慣れてしまった魚住には、目から鱗であったのです。これだけで、かなりテンションが上がりましたね。 カメラ内蔵手ブレ補正機構がお気に入り
そして魚住がその次に気に入った点は、手ブレ補正機能なんです。いい写真の定義とは?と聞かれて、1にピント、2に構図、3にブレていないこと、と答えている魚住は、デジタルになってから、銀塩の時代のときよりブレにシビアになっているのです。パソコンで普通にモデルの瞳の部分を100%、200%と拡大してピントをチェックする訳なんですが、同時にカメラブレもすごく気になるのです。
イマイチ、シャープじゃない写真はたいていがブレが原因なんですね。そのブレにこの手ブレ補正機能は見事に効いてくれます。あると、ないとでは、大きく作品に影響してきます。 ツァイスの空気感にゾッコンです
そのブレていない画質を支えるのが、昔から愛好者が多いカールツァイスレンズ群なんです。魚住は中判カメラ、ハッセルブラッドの愛用者でしたから、カールツァイスのレンズのシャープさ、ボケ味のマイルドさ、独特の空気感、モノクロ時のトーンの美しさを十分に知っているつもりで自分なりの意見を書きます。
SONYのカールツァイスレンズは2007年に最新の光学設計とT*コーティングで生まれたレンズ群です。写真家をその気にさせるマジックがここには存在しているのです。 シャープなピントはもちろんのこと、あの独特の空気感はデジタルの時代になっても健在なのです。女性の髪の毛に魂が宿るレンズは、ここにしかありません。 ぜひ、ポートレート愛好者の方々は体験してみてください。 逆光ポートレートで威力を見せるDレンジオプティマイザー
気になるα700の絵づくりなんですが、ISO400までならポートレートでも問題なく使えます。微妙な夕方の光の時などは、迷わずISO400まで上げて撮影してください。常用はISO200でかまわないと思います。
JPEG派の方にはDレンジオプティマイザーという夢のような機能があり、その場で効果が確かめられます。このDレンジオプティマイザーはシャドーの階調をコントロールできる機能なので、ポートレートでの逆光ぎみでの撮影で、レフではカバーできないシャドーのつぶれなどを、生かすことができたりします。新しいテクニックのひとつとして身につけておくといいでしょう。 α700は新しい技術と夢が詰まっているデジタル一眼レフだと思います。 |








