トキナーDシリーズの第2弾として、2005年4月に発売された中望遠マクロレンズ。“D”シリーズとは、デジタル一眼レフカメラに対応した光学設計が施され、また、フィルムカメラとデジタルカメラの双方に対応する35mmフルサイズの最新型AT-Xシリーズ製品を指す。もちろんAPS-Cサイズ撮像素子を採用するデジタル一眼レフカメラにも装着が可能だ。
新開発の小型軽量光学系を採用し、レンズ構成は8群9枚。最短撮影距離から無限遠まで安定した描写が得られ、ボケも柔らかく好感が持てる作りとなっている。今回はキヤノンのエントリー一眼、EOS Kiss Digital Xに使用してみたのだが、小さなXのボディとのバランスもよく、なによりボケ味が自分好みだった。
最近接撮影距離は約30cmで、最大撮影倍率は1:1。フォーカスリングを前後にスライドさせるワンタッチフォーカスクラッチ機構により、フォーカスリングを持ったまま、AF/MFの切り替えができるのが便利。つまり、おおよそのピント合わせをAFで行ない、フォーカスリングに手を添えた状態のまま、マニュアル操作でピントの微調整ができるのでとても便利。また、合焦範囲を制限してピント合わせを行うフォーカスリミッタースイッチが装備され、AFでのピント合わせを一定の範囲内で行なう場合、素早いピント合わせを行うことができる。
付属の円形バヨネットフードの内側には植毛が施され、フードによるわずかな反射も除去してくれる。さらにピントリングを純正品と同じ回転方向に合わせて作るという細かな心遣いがうれしい。対応マウントはニコンとキヤノンだ。
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