ゲストさん、読者と作る、カメラと写真のコミュニティ へようこそ!!
 ユーザ名   パスワード    新規登録 | パスワード紛失
ホーム  |   サイトマップ
  |   詳細検索
P R
安心ネットショッピング

ハンドインプレッション トップ
オリンパス E-410
  (12114 ヒット)
OMシリーズの小型軽量のDNAが息づく
 世界最小・最薄・最軽量にこだわったE-410。じつはデザインから開発が進められたそうだ。「フォーサーズシステムを生かし、可能な限り小さいボディを作りたかった」とのこと。実物を見ると確かに「小さい」と感じる。とくに他のデジタル一眼レフと比べ非常に薄い。その奥行きはわずか53mm。グリップも小さくしたことで、一見すると昔のMF一眼レフを連想する。それもオリンパスが狙ったものだ。
 正面からペンタ部の形状を見ると、マルチスポット測光を搭載したOM-4やOM-3を彷彿させる。しかも内蔵ストロボをポップアップした際、内部のペンタ部の形状は、斜め上から見るとOMシステムの1号機、OM-1と同じ形になる。OM-1は当時、世界最小の一眼レフとして登場した。E-410も世界最小。小型軽量を誇っていたOMシステムのDNAは、E-システムになっても確実に受け継がれている。
画像処理エンジンTruePicは「III」 へ。ゴミ除去も進化
 外観は昨年ヨーロッパで発売されたE-400と同じだが、異なるのは撮像素子だ。1,000万画素CCDのE-400に対し、E-410は1,000万画素Live Mosセンサーを搭載。当然E-400にはないライブビュー機能を備えている。ただしファインダー内にライブビュー用CCDを持たないので、E-330で言うところの「Bモード」のみ。また、液晶モニターは固定式だ。それでも176度の広視野角を誇るハイパークリスタル液晶モニターは、斜めからでも見やすい。  画像処理エンジンも新しい。従来のTruePic Turbo(トゥルーピック ターボ)から、3つの新しいテクノロジーを持つTruePic III に進化した。
 ひとつめは「アドバンストノイズフィルター III テクノロジー」。画像情報とノイズを正確に判断し、被写体の忠実な再現と低ノイズを実現。ふたつめは「アドバンストディテールリプロダクションテクノロジー」。画像のエッジ部分の偽色を除去し、拡大してもジャギーのない、滑らかな画質が得られる。みっつめは「アドバンストプロパーガンマ III テクノロジー」。薄いピンクや薄い黄色など、それまで難しかった淡い色の再現が可能になり、見た目に近い仕上がりが得られる。
 E-410では、「ダストリダクションシステム」も新しくなっている。スーパーソニック ウェーブ フィルター(SSW)が小型化され、振動数がアップ。また、従来は電源オンの時にだけ作動していたが、E-410では電源オフでも作動する。オリンパスのゴミ取り機能はもともと高い評価を得ていたが、さらに確実性が高まった。
操作性は良好。快適なライブビュー
 では、使い心地や画質はどうなのか。世界最軽量ボディは、レンズキットの標準ズームレンズ、ズイコーデジタルED 14-42mm F3.5-5.6を装着してもあっけないほど軽い。ボディが約375g、レンズは約190gなので、合わせても約565gしかない。これはE-330のボディ単体(約550g)とほぼ同じだ。
 また、世界最薄は、ホールドしてみるとより実感が沸く。大型グリップを握るのに慣れた手には、はじめは頼りない印象だったが、次第に手のひらに収まる感覚が心地よくなった。
 ボディは小さいが、各ボタンやダイヤルは大きくて扱いやすい。ボタンや十字キーのストロークやクリック感にもメリハリがあり、確実な操作が行えた。ハイパークリスタル液晶を使用したモニターは、Eシリーズおなじみのスーパーコンパネ。E-330までの「青地に白文字」から「グレー地に白文字」となり、目に優しい落ち着いた雰囲気になった。そこに表示されている項目は、十字キー中央のOKボタンを押すとダイレクトに変更できる。十字キーで機能を選択し、コントロールダイヤルで変更する。いちいちメニュー画面を開く必要がないので、設定変更が素早くできた。
 ファインダーは倍率約0.92倍(50mm・∞)。それまで最も小型ボディだったE-500が0.9倍だったので、ボディは小さくなってもファインダー倍率が大きくなったのはうれしい。実際覗いてみても、わずかに視野が大きくなったのを感じる。とはいえ、もともとファインダー視野が小さいEシリーズ。まだまだ十分な大きさとは言えない。
 視認性そのものは、クリアで見やすい。視野内にはAF測距フレームがあり、スーパーインポーズも可能だ。そのAFは、初代E-1から続く3点測距。「もっともよく使うのは中央」、「E-410はエントリーモデル」ということを考えても、正直物足りない。しかも測距点の変更はスーパーコンパネから行うため、やや面倒だ。
 ライブビューはE-330と同様、背面のライブビューボタンを押すだけ。ワンタッチで切り替わる。Bモードのみとはいえ、機能は大きく進化した。E-330ではファームウェアアップデートによって可能だったBモードのAF機能を、E-410は標準にした。AEL/AFLボタンを押すとAFが作動する。そして拡大表示は、E-330は10倍のみだったが、E-410は7倍と10倍(デジタル拡大)の切り替えができるようになり、MFでのピント合わせがより快適に行える。さらに、撮影前の露出補正とホワイトバランスの確認も可能になった。擬似的ではあるが、仕上がりのイメージがつかめて便利だった。
心配したノイズだが、意外や少ない
 1,000万画素のLive MosセンサーとTruePic III による画質は、APS-Cサイズより撮像素子が小さいとは思えないほど高精細。パソコンのモニター上で拡大すると、細かい部分まで解像していることがわかる。「画像仕上げ」は「VIVID」から「NATURAL」にデフォルト(初期設定)が変更。ハイライトからシャドーまでのトーンはより豊富になった印象だ。これはTruePic III のおかげだろう。また高感度ノイズも少ない。1,000万画素はE-330の750万画素より画素ピッチが狭く、ノイズが出やすいはず。しかし、実際にはE-330より高感度に強くなった。ISO400は常用でき、ISO800でも拡大しなければノイズは目立たない。そしてISO1600も小さなプリントなら実用的。表現範囲がさらに広がったと言えよう。
 オリンパスE-410は、女性やビギナーからOM時代を知るベテランまで、幅広い世代で楽しめるデジタル一眼レフカメラだ。撮影を終えて、E-410にフィットする薄型単焦点レンズが欲しくなってしまった。
主なプロフィール
平成19年4月12日発表
平成19年4月21日発売
有効10メガピクセルMOS
超音波防塵フィルター
3点AF
49分割測光
xD-ピクチャーカード
/コンパクトフラッシュ
/マイクロドライブ
2.5型液晶モニター
ライブビュー
フラッシュ内蔵
発表時ニュースを読む
オリンパス E-410 フロント
手のひらサイズという言葉がいまもっとも似合う一眼だ。ストラップ取付金具を前にもってきて、サイドのでっぱりをなくしている工夫が見える。
オリンパス E-410 トップ
右に大きなモードダイヤルの右にコントロールダイヤルが並ぶ。高低差があって、コントロールダイヤルはうしろから親指でくりっとまわせる。左はフラッシュボタンと、連写やコピー/プリントなどを兼ねるボタンがある。
オリンパス E-410 リア
見やすい2.5型液晶モニターを中心に、操作ボタンやキーが並ぶ。モニター上に撮像素子からのライブビューが表示される方式。それでも電池寿命に不安はない。

 

●作例1
写真をクリックすると拡大画像<640×480>になります。
●作例2
写真をクリックすると拡大画像<640×480>になります。
作例1 作例2
小さくて軽いと本当に気軽に持ち歩ける。何気ない日常のシーンだが、逆光と長く伸びた影に惹かれ、すぐに構えてシャッターを切った。49分割デジタルESP測光は、難しい光でも適正露出を見せた。
■ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 絞り優先AE(F11) JPEG/SHQ WBオート ISO100
三脚使用時や、ハイアングル/ローアングルの撮影ではライブビューが便利。写真はハイアングルで花をライブビューして撮った。モニターは固定だけれど、ハイパークリスタル液晶で楽にフレーミングできた。
■ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 絞り優先AE(F5.6 +0.7EV補正) JPEG/SHQ WBオート ISO100
 
●作例3
写真をクリックすると拡大画像<640×480>になります。
●作例4
写真をクリックすると拡大画像<640×480>になります。
作例3 作例4
1,000万画素Live MosセンサーとTruePic III は、撮像素子が小型とは思えないほど精細で滑らかなトーン再現が得られる。ダストリダクションも強化され、空が大きく入る条件でも安心して絞り込むことができる。
■ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 絞り優先AE(F11) JPEG/SHQ WBオート ISO100
小さな撮像素子はノイズの面で不利だが、E-410は高感度ノイズをよく抑えている。黒っぽいボトルや茶色のラベルはノイズが目立ちやすいが、ISO800にしても、よほど拡大しない限り気にならない。
■ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 絞り優先AE(F5.6 −0.3EV補正) JPEG/SHQ WBオート ISO800

※作例写真のサムネイル画像と拡大画像は、Web用に解像度と圧縮率を変更しています。
また、著作権者とモーターマガジン社の許可なくこの画像を二次利用することを禁じます。

主な仕様 ●有効画素数:1,000万画素(カメラ部)/1,090万画素(撮像素子)●撮像素子:4/3型Live MOSセンサー●撮像感度:AUTO(ISO100〜400)/任意(ISO100/200/400/800/1600)●画像形式:静止画JPEG/RAW(同時記録可)●記録メディア:コンパクトフラッシュカード(Type I・II )/マイクロドライブ/xD-ピクチャーカード●ファインダー:アイレベル、視野率95%、倍率0.92倍(視度調整付き)●フォーカス:3点測距、シングルAF/コンティニュアスAF/MF/シングルAF+MF/コンティニュアスAF+MF●シャッター:電子制御フォーカルプレーン、60〜1/4,000秒、バルブ(最長8分)、X=1/180秒●ドライブ:約3コマ/秒、最大8コマ(RAW時)●測光方式:49分割デジタルESP/中央部重点平均/スポット(ハイライト・シャドーコントロール付き)●露出制御:オート/プログラムAE(プログラムシフト可)/絞り優先AE/シャッター優先AE/マニュアル/シーンプログラムAE/シーンセレクトAE●モニター:2.5型(約23万画素)TFTカラー液晶、輝度調節付き●フラッシュ:TTL調光、GNo.12(ISO100)、調光補正±2EV、先幕/後幕シンクロ設定可●電源:リチウムイオン充電池●サイズ:W129.5×H91×D53mm(突起部除く)●本体重さ:約375g
ハンドインプレ トップ | 印刷用ページ | 友達にメール


EIZOダイレクト

【サンワダイレクト】カメラケース(一眼レフカメラバッグ)

ioPLAZA【アイ・オー・データ直販サイト】

▼ 閲覧数ランキング
  ユーザー登録のススメ > 登録の詳細へ  
ホーム  |   利用規程  |   個人情報  |   運営会社  |   更新履歴  |   公式Twitter  |   ヘルプ  |   お問い合わせ
無断転載・複製を禁じます Managed by CAMERAMAN (c) 2005-2010 モーターマガジン社 All rights reserved.