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ACDSee 9 Photo Manager
  (1697 ヒット)
簡単かつ高速な画像検索がとても重宝する
 ACDSee(エーシーディーシー)Photo Managerシリーズは、デジタル画像の管理をメインに、編集機能、さらにはプリントとWeb共有を楽しむための機能を併せ持ったソフトである。発売をイーフロンティアが担当しているが、開発元はカナダに本拠を置くACD System社である。とくに画像の管理機能に優れており、しかも必要な画像への素早いアクセスと素早い表示といった高速性能を売りにしている。
 なお、同じく軽快さが売りながら、画像編集(補正)に特化した「ACD Photo Editor」があり、きちんと棲み分けされていることを付けくわえておく。

 まず、このソフトのブラウザ機能について解説しよう。筆者自身もそうであるが、撮りためた大量の画像データを扱うヘビーユーザーにとって、必要な1枚のカットを探し出すのが大変な作業になってしまうことがある。このソフトは、画面右にある「カテゴリ ペイン」から、ファイル名、日時、EXIF情報、IPTC情報や各種カテゴリ、重要度などにアクセスすることで必要な画像をスピーディに検索することができるのである。もちろん、通常のフォルダ階層を表示して、任意に選ぶこともでき、その「フォルダ ペイン」は画面左に用意されている。
 実際に画像検索してみると、とても簡単かつ的確に目的の画像にたどりつくことができ、この機能に筆者自身魅了されてしまった。画像データを収めるフォルダ管理のルール作り(カテゴリー)をしておけば、さらにスピーディな検索が可能になることは必至だ。余談だが、検索できるのはJPEGやRAW画像にかぎらず、音楽や圧縮ファイルなど100種類だ。
 サムネイル画像をダブルクリックすると、ビューア画面に切り替わる。“ペイン”と呼ばれるパレットは好みの位置に自由に配置することが可能である。画面は、ビューアツールバー、編集ツールバー、各種ペインの3つで構成されているが、シンプルでとても使いやすい。
 また、画像の編集は基本的な補整機能に加え、ノイズや赤目補正の機能や特殊効果、テキストなど必要な機能だけを搭載しているので、初めての人でも迷うことはない。編集前と編集後の2つの画像を交互に見られるほか、小さく並べて比較できる便利なプレビューバーもあり、常に編集効果をチェックしながら作業を行うことができる。
 このほかにも、専用サーバに選んだ画像をアップロードして友人と共有するなど、写真を“楽しむ”ための機能もそなえられており、総合的に見てコストパフォーマンスの高いソフトである。アクセス速度や処理速度もはっきり体感できるぐらい速く、数年前の非力なパソコンでもストレスをあまり感じることはない。必要な機能のみを搭載し、軽快に使える点でお奨めの画像管理ソフトである。
※注:「ペイン」はウインドウがいくつかの領域に分割されているときの、各々の領域を指す言葉
主なプロフィール
平成19年3月23日発表
平成19年4月6日発売
Windows Vsita/XP(SP2)/2000
画像管理・修整・出力
発表時ニュースを読む
エーシーディーシー9 フォトマネージャー
対応OSはWindowsのみ。Vsitaにも対応している。通常版の標準小売価格は税込み6,800円、アップグレード/乗り換え版は同4,800円と手頃な値段だ。

 

写真をクリックすると拡大画像になります。
主な機能と画面例
●ブラウザ(画像閲覧)画面
●表示画面のカスタマイズ
●ビューア画面
ブラウザ画面 フィルムストリップ表示つき ビューア画面
左側の、フォルダ/カレンダー/お気に入りの3つのペインや、右側のカテゴリペインから必要な画像を検索する。表示速度はかなり速く、ほとんどストレスを感じさせない。
画像ファイルの表示(=ファイル一覧ペイン)は好みで変えられる。「表示モード」の▼メニューから選択することができる。下にフィルムストリップ表示した例。
ブラウザで選択した画像は、ビューア表示に切り換えることで、細かくチェックすることができる。「虫めがね ペイン」や「ヒストグラム ペイン」が便利。また、この画面から編集作業へ切り替えることもできる。
 
●編集モード画面
●編集パネル「露出」画面
編集モード画面 露出修整画面
画面右の編集パネルのツールを選んで作業を行う。露出やシャープネスなど基本的な補正にくわえて、水のないところに水面と反射をくわえる「ウォーター」など33種類の特殊効果フィルターも用意されている。
露出は、[自動露出] [明るさ] [レベル] [トーンカーブ]の機能が1つにまとめられており、効率良く作業ができる。トーンカーブではヒストグラム表示も追加可能。補正前と補正後の画像をプレビューで見比べられる便利な機能もある。
 
動作環境 ●CPU:Pentium III / AMD Athlon または同等以上(Pentium IV / AMD Athlon XP)のプロセッサ搭載●OS:Windows Vista/XP/2000●RAM:256MB(512MB推奨)●ハードディスク空き容量:100MB(1GB以上推奨)●ビデオカード:1,024×768ドット以上(1,280×1,024ドットを推奨)、High Color●アプリケーションソフト:IE 5.0.0(6.0.0または7.0.0推奨)、QuickTime 6.0、Microsoft Windows Media Player 9.0、Microsoft Direct X 9.0(スライドショーやスクリーンセーバー、VCD作成に必要)、Ghostscript 8.54以降(EPS、PDF、PSファイルのサポートに必須)
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