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キヤノン EF24mm F1.4L II USM
  (5496 ヒット)
薄暗い室内でのAF精度が飛躍的に向上
 クラス最高レベルの開放絞り値、F1.4 の明るさをもつ大口径広角24mmレンズ。過去 (と言っても10年以上前になるが) に発売された EF24mm F1.4L USM のモデルチェンジ版である。レンズ本体の見た目は大きな差はないように感じられるが、レンズ構成はまったくの別ものだ。
 スペックでとくに新しいのは、新技術による反射防止コーティング 「SWC(Subwavelength Structure Coating) 」。レンズ構成中の一ヵ所 (前玉の裏面) にこのコーティングを施すことで、ゴーストやフレアーの発生を抑えている。  ただし値段は高価で (メーカー希望小売価格23万5,000円・税別)、高画質な超広角ズームが買えるほどである。しかし、ズームの場合はどうしても開放F値は F2.8 程度だが、このレンズの開放F値は F1.4 。室内や暗所での撮影が楽になるばかりでなく、広角でありながら背景をボカした撮影も可能だ。AF の合焦精度も大幅に向上している。
 実際に写してみると、得られる画像は非常にシャープでクリア。ややコントラストが高めで、ハイライト側が飛びやすいが、キレのある描写が得られる。
 このクラスのレンズともなると、やはりプロを意識した製品であり、EOSデジタル一眼レフカメラの6つの [ピクチャースタイル] については、階調再現のよい “ニュートラル” や “忠実設定” を基本にするように設計されているのではないかと思われる。
 また、やや陣笠状になる部分もあるが、歪曲収差もよく抑えられ、撮影した画像を眺めていると、24mmよりもう少し焦点距離が長いのではないかと錯覚を起こすほど。
 購入にはちょっと勇気のいる価格だが、スナップなど多目的に使えるだけに、この画角を好きな人にとっては無駄な投資ではないだろう。ましてやEOS 5D Mark II など最新のハイスペック・EOSデジタル一眼レフカメラの求める画質を得ようと思えば、このレンズしかないとも言える。
主なプロフィール
平成20年9月17日発表
平成20年12月19日発売
大口径広角単焦点
デジタル対応
(35mmフォーマット)
超音波モーター
防塵・防滴
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キヤノン EF24mm F1.4L II USM
同じ24mmの普及レンズと比較すると、圧倒的に大きくそれなりに重い。ピントリングの操作性がよく、マニュアルフォーカスの撮影しやすさが印象に残った。

 

●作例1
写真をクリックすると拡大画像<640×427>になります。
●作例2
写真をクリックすると拡大画像<640×427>になります。
作例1 (C) 諏訪光二 作例2 (C) 諏訪光二
画角が広く遠近感の強調はもちろんあるが、歪みが少なく非常に落ち着きがある。ちょっと贅沢だがスナップ用の常用レンズにしたい。
■ キヤノン EOS 5D Mark II 評価測光 絞り優先AE (F5.7 +0.3EV補正 1/6秒) JPEG/ラージ ・ファイン WB太陽光 ISO100
開放絞りを使用すれば、しっかりとぼかすことができる。ぎりぎりのハイライトも綺麗に再現できている。
 
■ キヤノン EOS 5D Mark II 評価測光 絞り優先AE (F1.4 +1EV補正 1/3,158秒) JPEG/ラージ ・ファイン WB太陽光 ISO100 モデル:佐藤麻紗

※作例写真のサムネイル画像と拡大画像は、Web用に解像度と圧縮率を変更しています。
また、著作権者とモーターマガジン社の許可なくこの画像を二次利用することを禁じます。

主な仕様 ●焦点距離 :24mm ●対角画角 :84°●開放絞り :F1.4 ●最小絞り :F22 ●絞り羽根 :8枚 (円形絞り) ●レンズ構成 :10群13枚 (UDレンズ2枚、非球面レンズ2枚) ●最短撮影距離 :25cm ●最大撮影倍率 :0.17倍 ●フィルター径 :φ77mm ●最大径×全長 :φ83.5×86.9mm ●重さ :650g
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