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トキナー AT-X 124 PRO DX 12〜24mm F4(IF) ASPHERICAL
  (15002 ヒット)
写りも作りもワンランク上をいく広角ズーム
 APS-Cサイズの撮像素子を持つデジタル一眼レフ専用超広角ズームレンズだ。12〜24mmは、35mm判換算すると18〜36mm(キヤノンでは19〜38mm)相当になる。ズーム比はわずか2倍だが、標準や望遠ズームの2倍とは異なり、広角では焦点距離がわずか1mm異なるだけでも写りは大きく変化する。超広角18mm相当から標準に近い36mm相当への画角の変化を見ると、数字以上に大きく違いが感じられるはずだ。
 本体は、APS-Cサイズ専用とあって超広角ズームとは思えないほど小さい。重量も570gで、ミドルクラスのデジタル一眼レフとのバランスも良好だ。外観は梨地調の仕上げで質感が高く、高級感もある。ズームリングは適度な重さがあり、微妙なズーム操作も行える。またピントリングは、トキナーPROシリーズでおなじみのフォーカスクラッチ機構を搭載。ピントリングを手前にスライドさせるだけで瞬時にMFに切り替わる。MFの感触も良く、操作性はすこぶる快適だ。
 レンズ構成は11群13枚。新開発の非球面P-MOレンズや、SD(超低分散)ガラス「FK03」1枚とLD(低分散)ガラス「FK5」を2枚使用。ディストーションを補正し、色収差を抑えた画像を得ることができる。実写した結果も、ズーム全域で安定した画質だ。ワイド側12mmでも周辺光量が豊富。絞り開放からシャープで解像力が高い描写が楽しめる。逆光でもフレアやゴーストが少ない点もうれしい。それでいて標準価格は10万円を切った9万4,500円(税込み)なので、コストパフォーマンスは高いと言えるだろう。
 遠近感を強調したダイナミックな写真から、見ために近い自然な雰囲気の写真まで対応でき、風景やスナップなど幅広い被写体で活躍できるレンズだ。マウントがニコンとキヤノンだけなのが残念だが、超広角ズームレンズを軽快に使いたいAPS-Cサイズのデジタル一眼レフユーザーは注目したい。
主なプロフィール
平成16年10月10日発表
平成16年11月19日発売
(ニコン用から)
超広角ズーム
デジタル専用
(APS-Cフォーマット)
発表時ニュースを読む
トキナー AT-X124 PRO DX 12〜24mmF4(IF) ASPHERICAL
結晶塗装の鏡筒に幅広のゴムローレットという、高級感ある外観。前方のフォーカスリングの回転角度も多めにとってあり、マニュアルフォーカス時の操作性も良好。

 

●作例1
写真をクリックすると拡大画像<640×427>になります。
●作例2
写真をクリックすると拡大画像<640×427>になります。
作例1 作例2
テレ側24mmで撮影。35mm判換算で38mm相当だ。自然な雰囲気で、街のスナップにも使いやすい。やや柔らかい画質だが、解像感は高い。また絞り開放でも周辺光量は落ちていない。
■キヤノンEOS10D 絞り優先AE(F4 +0.3EV補正) WBオート ISO100
ワイド側12mmで、地面スレスレのアングルからオートバイを狙った。超広角レンズらしい、遠近感が誇張された写真になった。広角は被写体に思い切って近づくことで、迫力ある作品を撮ることができる。
■キヤノンEOS10D 絞り優先AE(F4 −0.3EV補正) WBオート ISO100

※作例写真のサムネイル画像と拡大画像は、Web用に解像度と圧縮率を変更しています。
また、著作権者とモーターマガジン社の許可なくこの画像を二次利用することを禁じます。

主な仕様 ※ニコン用 ●焦点距離:12-24mm●画角:99°- 61°●開放絞り:F4●最小絞り:F22●絞り羽根:9枚●レンズ構成:11群13枚●最短撮影距離:30cm●最大撮影倍率:0.125倍●フィルター径:φ77mm●最大径×全長:φ84×89.5mm●重さ:570g●マウント:ニコン/キヤノン
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