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TFTカラーモニタ搭載、ボディカラーも2色選択可
VOSONIC(日本ではAXESが輸入販売)は一部のデジタルユーザーにとってなじみのあるメーカーである。というのも同社のX's-Driveシリーズからいくつかの使いやすいストレージがリリースされているからだ。代表的なVP3310のように読み込んだ画像こそ閲覧できないもの、リーズナブルな価格とコンパクトさで人気を博しているモデルなどが揃う。そんなX's-Driveシリーズから、今回日本仕様として発売されたのがピクトスターVP6230である。
VP6230は2.5型TFTカラー液晶モニタを搭載する。X's-Driveシリーズは、モノクロの液晶“パネル”を搭載しているものは多いが、カラーモニタとなると実は今回が初めて。ドット数は公表されていないが、ニコンのクールウォーカーよりは精細感の高いものである。ただし、視野角が狭いためわずかな違いで画像の濃度が変わってしまうのには残念ながらちょっと閉口した。それでも、ファイル名でしか確認できない液晶パネルに比べ、メモリーカードから読み込んだ画像が確実に保存できていることを確認できるので、精神的な安心感ははるかに高い。
見られる画像ファイルの形式は、JPEG、TIFF、BMP、RAWの4つ。そのうちRAWはほとんどのデジタル一眼レフのフォーマットに対応しており、撮影した画像で見れないものはないといえる。以前の液晶モニタ搭載のストレージの場合、見られるRAWが一部のカメラに限定されていた。そのため、液晶モニタでのプレビュー用として軽いJPEGでも同時記録を行わなければならなかったことを考えると、じつにありがたい。
書き込み時間もストレスなし、バッテリーの保ちも十分
メモリーカードスロットはボディの両脇にそれぞれ装備される。アダプターの必要な一部のカードを除いて、コンパクトフラッシュやSDメモリーカードなどほとんどのものに対応している。なぜかコンパクトフラッシュのスロットのみゴム製のカバーが備わる。どうせだったら、他のスロットにも欲しいところ。また、コンパクトフラッシュとSDメモリーカードはなぜか裏面を表にして挿入する。そのため、ついうっかり反対に(つまり表面を表に)入れてしまうことがあった。
ちなみに画像データでいっぱいにした1GBのコンパクトフラッシュ(レキサー・プロフェッショナル80倍速)をVP6230に保存してみた。書き込みに要した時間は約4分20秒。1年ほど前にテストした別のストレージが同じ条件で10分ぐらいだったから、VP6230はかなり高速。書き込み時間の遅さにもうイライラすることはないだろう。なおバッテリーについては、大型の液晶モニタを搭載する他のストレージが短時間の使用で充電を繰り返さなければならないのに対し、このレビューで書き込みとプレビューを頻繁に行ったものの思った以上の保ちのよさであったことを付け加えておこう。文
HDは40GB、80GB。音楽、動画も保存・再生OK
ハードディスク容量は40GBと80GBから選択が可能。自分の撮影スタイルや予算で選ぶとよい。価格はオープンではあるが、予想される店頭価格は40GBが49,800円前後、80GBが56,800円前後だ。そのほかハードディスクを搭載していなモデル(組み立てショップにて販売、39,800円前後)も用意されている。より大容量のハードディスクがセットできるので、腕に覚えがあるのならオススメ。ボディカラーはシルバーとレッドの2種類から選択が可能だ。
基本的な操作はボディ中央の十字キーならぬジョイスティックがメインとなる。使用を開始した当初は、ちょっとクセがあるかなと思っていたが、グリグリとゲーム感覚で操作できるため慣れると便利。各設定もジョイスティックで設定する。
VP6230のウリはデジタルカメラの画像だけでなく音楽や動画も保存、再生ができることだ。カバーするファイルは音楽がMP3、AAC、WMA、動画がMotion JPEG、MPEG-4など。ステレオヘッドフォン端子やAV端子も当然備える。撮影旅行など移動中や休息中に音楽が楽しめたり、動画も撮れるカメラも増えているので何かと使えそうである。好きな音楽を入れて、撮影前にコンセントレーションを高めるにもいいだろう。
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