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タムロン SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II Aspherical [IF]
  (22841 ヒット)
35mm判換算26mmからの心憎いズーム域、しかも開放F2.8
 APS-Cサイズ撮像素子のデジタル一眼レフカメラが出始めた頃は、17-35mmあたりの35mm判用広角ズームを標準ズーム代わりに使っていた人が多いと思うけれど、17-35mmだと標準ズームとして使うにはやっぱり望遠側が短すぎで、ちょっと使いにくい。それに、APS-Cデジタル一眼をメインカメラとして使い出すと、35mm判用のイメージサークルを持つ17-35mmは、どうしても「必要以上に大きい」と思えてしまうようになる。つまり、ズーム倍率が小さい割にサイズが大きく、APS-Cデジタル一眼で使うにはムダが多いということだ。
 そこで便利なのが、今回試用したタムロンSP AF17-50mm F/2.8XR Di II(以下A16)のような、17-50mmあたりの焦点距離を持つデジタル専用標準ズームだ。すでにカメラメーカー純正のデジタル専用標準ズームとしてはポピュラーな焦点距離設定だけど、メーカー純正のそれはたいていF3.5-5.6くらいの普及タイプなのに対し、タムロンのモデルA16は“ズーム全域で”F2.8と明るいのが特長。ニコンやキヤノンからは同焦点距離でF2.8の大口径タイプも出ているが、それらに比べてはるかに小型軽量なのは、さすがにタムロン製である。
 今回使ったキヤノンEOS 20Dボディでは、35mm判換算で27-80mm相当の画角になるわけだけど、やはりこのくらいの焦点距離が標準ズームとして使いやすいことを実感できた。しかもF2.8と明るいので、少々暗めなシーンでも感度アップなどに頼ることなく、難なく撮影できてしまうのは快感である。最短撮影距離も27cmと短いので、被写体に寄り切れなくてイライラすることもない。写りはタムロンの高級ライン「SP」に共通した立体感のあるもので、その繊細な描写は同焦点距離の普及クラスズームとは一線を画すデリケートさである。ズームロックの装備など使い勝手の面もよく考えられており、トータルバランスに優れた標準ズームと言えよう。
主なプロフィール
平成18年3月23日発表
平成18年5月18日発売
(キヤノン用から)
大口径標準ズーム
デジタル専用
(APS-Cフォーマット)
発表時ニュースを読む
タムロン SP AF 17-50mmF/2.8 XR Di II Aspherical[IF]
鏡筒全体をシボ塗装で覆い、ゴールドのリングで「Di II」レンズをアピール。ズーム、フォーカスのそれぞれのリングのラバーパターンも新しいもの。“SP”にふさわしい高品質感がある。

 

●作例1
写真をクリックすると拡大画像<640×427>になります。
●作例2
写真をクリックすると拡大画像<640×427>になります。
作例1 作例2
このように明暗差の強い場面でもフレアは最小限に抑えられていて、締まりのあるシャドー部の再現が得られる。
■キヤノンEOS 20D 絞り優先AE(F8) RAW→JPEG WB太陽光 ISO100
こういったシーンにおいても繊細さの感じられる優しい描写が、いかにもタムロンらしい。
■キヤノンEOS 20D 絞り優先AE(F8) RAW→JPEG WB太陽光 ISO100

※作例写真のサムネイル画像と拡大画像は、Web用に解像度と圧縮率を変更しています。
また、著作権者とモーターマガジン社の許可なくこの画像を二次利用することを禁じます。

主な仕様 ※数値はニコン用 ●焦点距離:21mm●画角:78.45°- 31.11°●開放絞り:F2.8●最小絞り:F32●絞り羽根:7枚(円形絞り)●レンズ構成:13群16枚●最短撮影距離:27cm(ズーム全域)●最大撮影倍率:1/4.5倍(50mm時)●フィルター径:φ67mm●最大径×全長:φ73.8×83.2mm●重さ:430g●対応マウント:キヤノン/ニコン/コニカミノルタ(αマウント)
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