
どんどん使いたい! カスタムイメージ
【 田中希美男 TANAKA Kimio 】
多摩芸術学園写真学科卒業後フリーランスとして活動。撮影分野は人からドキュメントまで分野を問わない。クルマ雑誌やカメラ雑誌などに作品、テストレポートなどを幅広く発表している。「PENTAX K20DオーナーズBOOK」では、口絵の作品の他、K20Dの機能解説、レンズレポートなどを担当。
多摩芸術学園写真学科卒業後フリーランスとして活動。撮影分野は人からドキュメントまで分野を問わない。クルマ雑誌やカメラ雑誌などに作品、テストレポートなどを幅広く発表している。「PENTAX K20DオーナーズBOOK」では、口絵の作品の他、K20Dの機能解説、レンズレポートなどを担当。
※作品画像をクリックすると拡大画像とキャプションがご覧になれます。
田中さんにとってK20Dの「魅力」はどんなところ?
ぼくがK20Dに感じている魅力は、大きいもので「4つ」ありますね。
1つめは、ホールディング性の良さと操作性に優れたところ。レンズをセットしたときのボディバランスが良くて持ちやすい。構えやすい、そして操作のしやすいカメラだと思います。
2つめは、ファインダーが見やすいこと。APS-Cサイズ相当の同クラスのカメラと比べても、その“見やすさ”はイチバンじゃないでしょうか。K20Dを構えてファインダーを覗いただけで、とってもイイ写真が撮れそうな、そんな気分になるときがあります。
3つめは、K20Dを自分が使いやすいようにきめ細かくカスタマイズできることです。カスタム設定がとても良くできている。これをウマく設定することがK20Dの使いこなしのポイントでしょう。
そして4つめが、豊富で個性的なレンズラインナップです。一眼レフカメラは交換レンズなしにはその良さを語ることはできません。最新型のリミテッドレンズやスターレンズ、そのほか何十年も前の名レンズでも、K20Dと組み合わせれば自動露出で撮影することも、ボディ内蔵の手ブレ補正機能を生かして撮影することもできます。とにかく“使える”レンズの種類がダントツに多い。こんなにもインターナショナルなカメラは他には見当たりません。
1つめは、ホールディング性の良さと操作性に優れたところ。レンズをセットしたときのボディバランスが良くて持ちやすい。構えやすい、そして操作のしやすいカメラだと思います。
2つめは、ファインダーが見やすいこと。APS-Cサイズ相当の同クラスのカメラと比べても、その“見やすさ”はイチバンじゃないでしょうか。K20Dを構えてファインダーを覗いただけで、とってもイイ写真が撮れそうな、そんな気分になるときがあります。
3つめは、K20Dを自分が使いやすいようにきめ細かくカスタマイズできることです。カスタム設定がとても良くできている。これをウマく設定することがK20Dの使いこなしのポイントでしょう。
そして4つめが、豊富で個性的なレンズラインナップです。一眼レフカメラは交換レンズなしにはその良さを語ることはできません。最新型のリミテッドレンズやスターレンズ、そのほか何十年も前の名レンズでも、K20Dと組み合わせれば自動露出で撮影することも、ボディ内蔵の手ブレ補正機能を生かして撮影することもできます。とにかく“使える”レンズの種類がダントツに多い。こんなにもインターナショナルなカメラは他には見当たりません。
K20Dで注目している機能はどれ?
カメラ内に備わった“画像処理”の機能ですね。
とくに注目している機能としては、
[1] カスタムイメージ
[2] ファインシャープネス
[3] ダイナミックレンジ拡大
[4] 高感度ノイズリダクション
[5] カメラ内RAW現像
の5つです。
このほかに、拡張ブラケットとか、デジタルフィルタなどのカメラ内画像処理の機能がありますが、やはり、いま言った5つの機能に注目したい。それぞれの機能には、使いこなしのちょっとしたポイントやコツなどがあります。そのへんをじっくりと何回かに分けて、このブログで説明していきたいのです。
とくに注目している機能としては、
[1] カスタムイメージ
[2] ファインシャープネス
[3] ダイナミックレンジ拡大
[4] 高感度ノイズリダクション
[5] カメラ内RAW現像
の5つです。
このほかに、拡張ブラケットとか、デジタルフィルタなどのカメラ内画像処理の機能がありますが、やはり、いま言った5つの機能に注目したい。それぞれの機能には、使いこなしのちょっとしたポイントやコツなどがあります。そのへんをじっくりと何回かに分けて、このブログで説明していきたいのです。
ではまず、カスタムイメージってなに?
色調やコントラスト、シャープネスなどをあらかじめ調整し設定して仕上げた絵づくりのモードのことです。K20Dには、
「ナチュラル」
「鮮やか」
「人物」
「風景」
「雅(MIYABI)」
「モノトーン」
の6つのモードが用意されています。
それぞれのモードを選んで撮影するだけで、画像の仕上がりの調子(色調やコントラストなど)を簡単に変えることができます。ちょうど、たくさんの個性的な写りをするフィルムの中から被写体の状況、表現目的にあわせて最適なフィルムを選ぶようなものですね。
ただし、フィルムと大きく異なる点があります。フィルムでは彩度やコントラスト、シャープネスなどを変更することが大変に難しいか、ほとんどできない場合が多いのですね。でも、K20Dのカスタムイメージでは、各モードに彩度やコントラスト、シャープネス、色味などを調整する機能 ―― これを「画像調整パラメータ」などと言うことがあります ―― があって、きめ細かくカスタマイズして“自分好み”の仕上がりイメージに作り上げることができます。デジタルカメラの大きな特徴のひとつです。
たとえば、「鮮やか」モードが自分の表現イメージにもっとも近い仕上がりをする。しかし色の鮮やかさについては満足なのだけど、シャープネスがちょっと強すぎる、といったようなとき、シャープネスだけを少し弱めた“自分だけの鮮やかモード”が作れる。それを登録しておく、といったことが容易にできます。
「ナチュラル」
「鮮やか」
「人物」
「風景」
「雅(MIYABI)」
「モノトーン」
の6つのモードが用意されています。
それぞれのモードを選んで撮影するだけで、画像の仕上がりの調子(色調やコントラストなど)を簡単に変えることができます。ちょうど、たくさんの個性的な写りをするフィルムの中から被写体の状況、表現目的にあわせて最適なフィルムを選ぶようなものですね。
ただし、フィルムと大きく異なる点があります。フィルムでは彩度やコントラスト、シャープネスなどを変更することが大変に難しいか、ほとんどできない場合が多いのですね。でも、K20Dのカスタムイメージでは、各モードに彩度やコントラスト、シャープネス、色味などを調整する機能 ―― これを「画像調整パラメータ」などと言うことがあります ―― があって、きめ細かくカスタマイズして“自分好み”の仕上がりイメージに作り上げることができます。デジタルカメラの大きな特徴のひとつです。
たとえば、「鮮やか」モードが自分の表現イメージにもっとも近い仕上がりをする。しかし色の鮮やかさについては満足なのだけど、シャープネスがちょっと強すぎる、といったようなとき、シャープネスだけを少し弱めた“自分だけの鮮やかモード”が作れる。それを登録しておく、といったことが容易にできます。
カスタムイメージを使った方がいいの?
もちろんです。カスタムイメージモードは積極的に活用して撮影してほしい。
ただ、ちょっと知っておいてほしい点があります。それは、「人物」とか「風景」といったモードは、人物ポートレートや風景撮影のときにしか使えない、というものではないということです。
「人物」モードで風景を写したり、ポートレート撮影のときに「風景」モードを選んでもいっこうに差し支えないということです。いやむしろ、ぼくはそうした自由な使い方をしてほしいのですよ。
まず、同じシーンを各イメージモードで撮影して、それをじっくりと比較してみて画像の“特性(クセ)”を見きわめることです。どのモードが、どんな傾向を持っているかを知るようにしましょう。
その簡単な方法としては、とりあえずRAWモードで撮影して、RAW現像をするときに各イメージモードを選んで処理してJPEGファイルで保存する。それを見比べてみるのがいいでしょう。カメラ内RAW現像の機能を利用してもいいです。
曇り日や晴れた日、人物や風景、あるいは室内などいくつかの異なったシーンで試してみる。そうして得られた画像を落ち着いてじっくりと見比べる。すると、だんだんとそれぞれのイメージモードの絵づくりの傾向がわかってくるはずです。
ただ、ちょっと知っておいてほしい点があります。それは、「人物」とか「風景」といったモードは、人物ポートレートや風景撮影のときにしか使えない、というものではないということです。
「人物」モードで風景を写したり、ポートレート撮影のときに「風景」モードを選んでもいっこうに差し支えないということです。いやむしろ、ぼくはそうした自由な使い方をしてほしいのですよ。
まず、同じシーンを各イメージモードで撮影して、それをじっくりと比較してみて画像の“特性(クセ)”を見きわめることです。どのモードが、どんな傾向を持っているかを知るようにしましょう。
その簡単な方法としては、とりあえずRAWモードで撮影して、RAW現像をするときに各イメージモードを選んで処理してJPEGファイルで保存する。それを見比べてみるのがいいでしょう。カメラ内RAW現像の機能を利用してもいいです。
曇り日や晴れた日、人物や風景、あるいは室内などいくつかの異なったシーンで試してみる。そうして得られた画像を落ち着いてじっくりと見比べる。すると、だんだんとそれぞれのイメージモードの絵づくりの傾向がわかってくるはずです。
●はじめのうちは、できるだけ各イメージモードの「デフォルト(標準設定)」で撮影することをおすすめします。だんだんと慣れてくると、それぞれのイメージモードの画像の“クセ”がわかってきます。そうなったときに、必要に応じて画像調整パラメータを変更して“アレンジ”してみる。むろん、必要ないと思えば変更しないでデフォルトのままでもいいのですよ。イメージモードの“クセ”も“傾向”もはっきりとわからないまま、彩度やコントラストなどのパラメータを変更すると、なにがなんだかわからなくなります。 (撮影協力:沖縄「琉球村」 モデル:川平マミ)
■DA★50〜135mmF2.8 ED [IF] SDM 絞り優先AE(絞りF5.6・1/25秒) WBオート ISO200 プラス1.7露出補正 画像仕上:雅(MIYABI) ダイナミックレンジ拡大ON
おすすめの画像仕上ってどれ?
ぼくは「雅(MIYABI)」モードにすっかりハマってしまいました。イチオシしたいのですが、しかしこればかりは“好み”の問題でもありますから無理強いはしません。でも、いいですねえ、ぼくは「雅(MIYABI)」モードの画質が好きです。
とくに赤色系の発色が個性的です。青空や木々の緑の発色傾向もなかかないいです。シーンによっては、ちょっとシャープネスが強すぎるかな、と思うこともありました。そこで、基本の「シャープネス」から「ファインシャープネス」に切り替えてみたら、これがなかなかイイ。いまはもっぱらファインシャープネスと組み合わせて使っています。ファインシャープネスの使い方などについては、またあらためて説明するつもりです。
というわけで、いまぼくは、人物も風景も、街角のスナップも、いまはすべて「雅(MIYABI)」モードで撮影をしています。まだ“試運転”の段階ですから画像調整パラメータをいろいろ変更して撮影し、「雅(MIYABI)」モードの神髄を見きわめようとしています。
カスタムイメージのもう1つのおすすめモードは、「モノトーン」モードの中の「赤外調モノクロ」モードです。まったくそのままということはなく擬似的ですが、赤外モノクロフィルムを使って撮影したような仕上がりを容易に得ることができます。これから初夏に向かって陽射しが強くなってきます。天気の良い日に、いちど試してみるといいんではないでしょうか。
とくに赤色系の発色が個性的です。青空や木々の緑の発色傾向もなかかないいです。シーンによっては、ちょっとシャープネスが強すぎるかな、と思うこともありました。そこで、基本の「シャープネス」から「ファインシャープネス」に切り替えてみたら、これがなかなかイイ。いまはもっぱらファインシャープネスと組み合わせて使っています。ファインシャープネスの使い方などについては、またあらためて説明するつもりです。
というわけで、いまぼくは、人物も風景も、街角のスナップも、いまはすべて「雅(MIYABI)」モードで撮影をしています。まだ“試運転”の段階ですから画像調整パラメータをいろいろ変更して撮影し、「雅(MIYABI)」モードの神髄を見きわめようとしています。
カスタムイメージのもう1つのおすすめモードは、「モノトーン」モードの中の「赤外調モノクロ」モードです。まったくそのままということはなく擬似的ですが、赤外モノクロフィルムを使って撮影したような仕上がりを容易に得ることができます。これから初夏に向かって陽射しが強くなってきます。天気の良い日に、いちど試してみるといいんではないでしょうか。





