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    <title>カメラマンWeb</title>
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    <description>読者と作る、カメラと写真のコミュニティ</description>
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      <title>カメラマンWeb</title>
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      <title>手ブレ補正機構ＳＲの活かし方[最終回]</title>
      <link>http://www.digi-came.com/jp/modules/weblog1/details.php?blog_id=24</link>
      <description>　Ｋ１０Ｄの手ブレ補正の話です。手ブレ補正の機能をどのようにウマく活用するか、といった話をしていきましょう。まずは基本的な話からです。理解している人にとっては少々退屈かもしれませんがちょっと一緒に付き合ってください。　Ｋ１０Ｄに内蔵されている手ブレ補正のシステムは ―― そうそう、ペンタックスではデジタル一眼に内蔵されている手ブレ補正システムのことを「シェイクリダクション＝Ｓｈａｋｅ Ｒｅｄｕｃｔｉｏｎ＝ＳＲ」と名付けてますが ―― 露光中に撮像素子（ＣＣＤ）を動かして手ブレを目立たなくするものです。これを「撮像素子（またはＣＣＤ）シフト方式」などと呼んでいます。　一眼レフの手ブレ補正の方式としては、Ｋ１０ＤのようなＣＣＤシフト方式以外に交換レンズの構成レンズ群の一部を動かしてブレを補正する方式もあります。こちらは「レンズシフト方式」と呼ばれています。この方式はブレ補正システムを内蔵した“特別なレンズ”を使わない限り、ブレ補正の効果を発揮させることはできません。　ところがＣＣＤシフト方式であれば、カメラボディ側にブレ補正システムを内蔵してます。だから、どんなレンズを使っても手ブレ補正の効果を発揮できる。最新型のＡＦレンズでも、古いＭＦレンズでも、ずっとずっと昔のスクリューマウントのレンズでも（この場合、マウントアダプターが必要ですが）Ｋ１０Ｄの手ブレ補正システムを利用してブレを補正して撮影することができます。とにかくどんなレンズでも、Ｋ１０Ｄに取り付けることのできるレンズならすべてシェイクリダクション（ＳＲ）の恩恵を受けることができるというわけです。これがカメラボディ側による手ブレ補正方式の最大のメリットであるわけです。フィルムカメラ、デジタルカメラを問わずペンタックスの一眼レフカメラの魅力は、豊富に揃った交換レンズ群です。最新のＡＦレンズのみならずマニュアルフォーカス時代のＭＦレンズも、デジタル一眼レフに取り付けて使用することができます。さらに、内蔵の手ブレ補正機能を生かして撮影することもできるのです。写真の左はもうかれこれ数十年前のスクリューマウントの５０ｍｍＦ１.４レンズです。こうした古い古いレンズでも、ちっぽけな（それに安い）マウントアダプターリング（写真の右）を介するだけで簡単に取り付けて使うことができます。ＡＦレンズなどにはそのレンズの焦点距離などがインプットされたＣＰＵが内蔵されています。レンズをセットするとその情報がカメラボディ側に伝わる。これによって、たとえば手ブレ補正では、そのレンズに最適なブレ補正がおこなわれます。しかし、古いレンズにはレンズ内に情報を持っておらず、だからＫ１０Ｄ側としてはどんな焦点距離のレンズが取り付けられているのかわからない。そこで、ユーザーが「今セットしたレンズの焦点距離はこれこれだよ」とＫ１０Ｄに教えてやる必要がある。そうすれば手ブレ補正の機能も十全に活用することができるわけです。メニュー画面の手ブレ補正の項目で、使用するレンズの焦点距離を選んでやればよいだけです。　ところで、話が少し横っちょにずれますが、「ブレ」には大別すると二つほどの種類がありますよね。一つはシャッターを切るときにホールドしたカメラが動いたために画像がブレて写ってしまう場合です。手ブレ、カメラブレなどと言っています。厳密にいうなら、カメラブレはミラーショックなどカメラそのものの機械駆動時に振動や衝撃によっておこるわずかなブレのことを言うときもありますが。ま、それはそれとしてもう一つは、被写体ブレともよばれるもので、激しく動く被写体を撮影したときにその被写体だけがブレて写ってしまう場合です。　Ｋ１０ＤのＣＣＤシフト方式や他のメーカーが採用しているレンズシフト方式では、手ブレに対しては効果がありますが、被写体ブレには効果が発揮できません。被写体ブレを防ぐにはシャッタースピードを高速にして撮影するしか方法はないのです。つまり、高速のシャッタースピードであればあるほどブレを少なく目立たなくして撮影ができますので、被写体ブレだけでなく手ブレを防ぐにも効果があります。とにかく、ブラしたくなければ少しでも高速のシャッタースピードで撮影をすることです。これは基本中の基本です。　しかし、いつでもどこでも高速のシャッタースピードを選んで撮影ができるとは限らない。暗い場所では絶対的に光の量が少ないので、適正な露出値を得ようとすればシャッタースピードは低速にせざるを得ない。あるいは開放Ｆ値の明るい大口径レンズを使ってシャッタースピードを高速にするしか方策はない。でも、手ブレ補正の機能を活用することで、低速シャッタースピードでもブレを少なくして撮影することができるのです。Ｋ１０Ｄの手ブレ補正の効果はシャッタースピード換算で約２.５〜４段分といわれています。しかし、この数値を無闇に“過信”しないことです。鑑賞する写真を拡大すればするほどブレは目立ってきます。小さなサイズの写真で見ていたときには、まったくブレていないように見えていても、大きく拡大してみるととたんにブレが目立ってくるということも多々あります。また、たった１カットしか写さないよりも、無駄かなあと思っても数カット連写しておくほうがブレの少ない写真が得られる確率も高い。こうしたことも知っておいて欲しい。■Ｋ１０Ｄ　ｓｍｃＰＥＮＴＡＸ-ＤＡ１４ｍｍＦ２.８　絞り優先ＡＥ（絞りＦ４・１/１３秒）　ホワイトバランス・太陽光モード　プラス０.７露出補正　ＩＳＯオート（ＩＳＯ８００）　ここで「ブレ」について少し基本的なことを補足説明をさせてください。大事なことが二つあるのです。　往々にして“勘違い”をしている人がいるのですが、高速のシャッタースピードで撮影をしたり、手ブレ補正の機能を生かして撮影をすれば「ブレのない写真」が得られる、と思っていることです。これが一つの勘違い。もう一つの勘違いは、手ブレ補正の機能は「低速シャッタースピードのときにしか役に立たない」と思い込んでいることなんですよ。　まず「ブレのない写真」についてですが、かなりの高速のシャッタースピードで撮影をしても“ブレるときはブレる”ということです。手ブレ補正機能についてもそうでなのですよ。“ブレるときはブレる”のです。ごくごくわずかなブレなら、写真が小さければブレとして見えませんが、写真を大きく拡大すれば（あるいは写真に眼を近づけて見れば）ブレていることがわかることもあります。ほんの少しのブレでも画質に影響を与えます。なんとなくシャープ感がなくなり、解像感も乏しくなります。極力、ブラさないように撮影することが高品質な画像を得るためには重要なわけです。とくに、Ｋ１０Ｄのように１０００万画素もある大きなサイズの画像になれば、ごくごくわずかなブレでも目立ってしまいますから要注意です。　だから、高速シャッタースピードで撮影するときも手ブレ補正機能をＯＮにして撮影するときも、いつも必ず心がけておくことは「ブラさないぞ」という気持ちでシャッターを切ることです。ですからその対策として、ごく基本的なことですが、ブラさないようにカメラをしっかりとホールディングすること。そして、被写体の様子をよく見てできるだけ動きの少ないときにシャッターを切ること。　逆に言えば、この二つのことに少し注意を払って撮影をすれば、高速シャッタースピードのときも手ブレ補正の機能をＯＮにして撮影するときも、ブレを最小限にとどめたシャープな写真が得られるというわけです。Ｋ１０Ｄの１０００万画素の高画質が十二分に生かせるます。ブレは広角レンズよりも望遠レンズのほうが目立ちやすい。低画素のカメラよりも高画素のカメラで撮影したほうがブレが目立ちやすい。よく誤解されるのは、望遠レンズのほうが“ブレやすい”、高画素カメラのほうが“ブレやすい”ということ。ブレやすい、のではなくて、ブレが目立ちやすいだけで、同じようにブレているのです。いずれにしても、高画素カメラと望遠レンズで撮影をするときはブレ、とくに手ブレには十分に注意してシャッターを切ることです。ほんのわずかブレてしまってもせっかくの写真が“台無し”になりますから。■Ｋ１０Ｄ　ｓｍｃＰＥＮＴＡＸ-ＤＡ５０〜２００ｍｍＦ４.５-５.６ＥＤ　絞り優先ＡＥ（絞りＦ８・１/２００秒）　オートホワイトバランスモード　ＩＳＯ１００　もう一つの勘違いは、「手ブレ補正の機能は低速のシャッタースピードで撮影をするとき以外は役に立たない」と思い込んでいる人がいることです。これも大きな勘違い、というより大間違いです。もしも、低速のシャッタースピードのときだけ手ブレ補正機能をＯＮにして高速シャッタースピードのときはＯＦＦにして使っている、ような人がいれば、即刻やめるように。シャッタースピードにかかわらず、常時ＯＮにしておくのがもっとも“かしこい”手ブレ補正機能の活用法です。　さきほども説明をしましたが、シャッタースピードが高速でもブレるときはブレるんです。高速になればブレが小さくなって、その結果、目立たなくなるだけです。ブレてることには間違いないです。で、手ブレ補正というものはシャッタースピードの高速、低速にかかわらずいつも効果を発揮できるものなのです。高速シャッタースピードでの撮影でも、手ブレ補正機能をＯＮにしておけば効きめはあります。ごくごくわずかなブレでも、手ブレ補正の機能がきちんと働いてブレを補正してくれるのです。高速シャッタースピードでは、その効果のほどが顕著には現れないかもしれませんが、ウソじゃあありません、きちんとブレ補正の機能が働いています。　手ブレ補正の機能が、撮影している本人にはあまり実感できないけれどじつはタイヘンに有効に効いているのが、１/１００秒から１/２００秒ぐらいまでの中速のシャッタースピードで撮影をするときです。わたしならこれくらいのシャッタースピードならブラさずに写せる、と思い込むと、ついついシャッターを切るときに粗雑になってしまいます。慢心してしまう。結果的にブラしてしまう。そのブレはごくわずかなブレです。ブレがブレとして判断できないぐらいのときもある。しかしそれが画質にはっきりと影響を及ぼすんです。「なんだか画像がシャープじゃあない、切れ味がよろしくない、レンズが悪いんじゃないかな…」と思うときは、そうですねえ、ほぼ９９％は手ブレが原因ですね。　つまり、そうした微妙なブレをしっかりと補正して、ブレを少なく目立たないようにしてくれるのも、手ブレ補正機能でなのです。ですから、手ブレ補正の機能は（Ｋ１０Ｄにせっかく搭載されているんですから）しっかり有効活用するためにも「常時ＯＮ」にして撮影をすべきです。ぜひ、そうしてＫ１０Ｄを使いこんでください。手ブレを最小限にとどめて撮影をするには ―― もちろん手ブレ補正機能ＯＮでです ―― イッキ押しシャッターをしないことです。シャッターボタンを軽く半押ししてピント合わせを確認したら、そこでもう一度、ごく短時間でいいですからひと呼吸し、もし余裕があればファインダー内下にある“手ブレマーク”が表示されるのを見て確かめてからシャッターを切ることです。そうすれば、手ブレ補正の機能を最大限に発揮させて、極力ブレの少ない写真が得られるはずです。この写真はにカラダを壁に寄りかけて、さらに以上のことをしっかり守ってシャッターを切ったものです。三脚なしでも、１/４秒もの低速シャッタースピードで、ここまでブレの目立たない写真を撮ることもできるのです。■Ｋ１０Ｄ　ｓｍｃＰＥＮＴＡＸ-ＤＡ１８〜５５ｍｍＦ３.５-５.６ＡＬ　絞り優先ＡＥ（絞りＦ４・１/４秒）　オートホワイトバランスモード　プラス０.３露出補正　ＩＳＯ４００</description>
      <pubDate>Tue, 06 Feb 2007 12:00:00 +0900</pubDate>
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      <title>いよいよＫ１０ＤとＲＡＷについて</title>
      <link>http://www.digi-came.com/jp/modules/weblog1/details.php?blog_id=23</link>
      <description>　というわけで、お待ちどおさまでした。ようやくＲＡＷファイルの話です。ＲＡＷファイルについては、話だせばそのタネはつきません。さて、どこまでお話しを続ければよろしいか…。　ＪＰＥＧファイルで撮影するときには、ファイルの「記録サイズ」と「ＪＰＥＧ画質」の二つの設定を必ずやらなければいけませんよ、と前回に話をしました。しかしＫ１０Ｄでは、ＲＡＷファイルで撮影記録するときにはこうした設定の必要はありません（記録サイズをあらかじめ設定しなければならないカメラもあるのです）。設定（選択）する必要があるのは、ＲＡＷファイルの“フォーマット形式”です。　Ｋ１０ＤのＲＡＷファイルには２つのフォーマットの形式があります。一つはペンタックス独自のファイル形式である「ＰＥＦ」ファイル、もう一つは汎用タイプの「ＤＮＧ」ファイルです。ＤＮＧファイルは汎用タイプです（Ａｄｏｂｅ Ｓｙｓｔｅｍｓ社が提唱）。このファイルフォーマット形式に対応した画像処理ソフトなら、ペンタックスの専用のソフトウエア（ＰＨＯＴＯ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｙ３）がなくてもＲＡＷ現像処理をおこなうことができます。　しかし、ペンタックスの独自ファイルフォーマットであるＰＥＦファイルは（基本的には）、ＰＨＯＴＯ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｙ３がないことにはＲＡＷファイルを展開することができません。基本的に、とただし書きを入れたのは、最近、いくつかの画像処理ソフトやビュアーソフトで各機種の独自ＲＡＷファイルにも対応して展開できる機能を盛り込んだものもあるからです（たとえばＰｈｏｔｏｓｈｏｐ  ＣＳやＥｌｅｍｅｎｔｓなど）。　ともかく、Ｋ１０Ｄに標準添付されている「ＰＨＯＴＯ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｙ３」でＲＡＷファイルを取り扱うなら、ＰＥＦファイルでもＤＮＧファイルでもどちらでも同じことです。違うのはファイルサイズです（大きさではなく容量）。メニュー画面の、左側が撮影ファイルの記録形式を設定する画面です。「ＲＡＷ」はＲＡＷファイルのみの記録モード、「ＲＡＷ＋」はシャッターを一度切るとＲＡＷとＪＰＥＧの２つのファイルが同時に記録できます。右側はＲＡＷファイルの“種類”を選ぶ画面です。「ＰＥＦ」はペンタックス独自フォーマット、「ＤＮＧ」は汎用フォーマットのファイルです。　ＰＥＦファイルは圧縮されて少しコンパクトになったＲＡＷファイルですが、ＤＮＧファイルは非圧縮のＲＡＷファイルとなります。ＰＥＦファイルが約１０ＭＢほどだったとすれば、同じ撮影条件で同じ被写体ならＤＮＧファイルは約１７ＭＢほどの大きなサイズになってしまいます。そこで、「圧縮しないのならＰＥＦファイルよりもＤＮＧファイルのほうが画質的には優れているんだろう」と誰しもが考えるのはとうぜんです。ＪＰＥＧファイルの圧縮がそうでしたからね。　しかしじつはそうではないのです。ＲＡＷファイルの圧縮とＪＰＥＧファイルの圧縮とは、ファイルを圧縮するメカニズムが違います。圧縮してもファイルの“劣化”は起こりません（厳密に言えば、あるかもしれない、のですが実用上“ない”といってもいい程度）。これについての説明ははぶきますが、ともかくＲＡＷファイルの圧縮、非圧縮ではほとんど画質的には違いはありません。ですから、「ＰＨＯＴＯ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｙ３」を使ってＲＡＷファイルを処理するんだ、という人であれば、迷うことなくＰＥＦファイルを選んだほうがいいのではないかと思います。ちなみに、ぼくはＲＡＷファイルで撮影するときは必ずＰＥＦファイルを選んでいます。　ＲＡＷファイルを取り扱うにはＰＣはなくてはなりません。ＲＡＷファイルはＰＣを使って処理することを前提にしたファイルなのです。ですからＰＣはどうしても必要不可欠です。また、ＲＡＷファイルは特殊ファイルですからＪＰＥＧファイルのように“いつでも、どこでも、カンタンに”画像が見られるというものではありません。ペンタックスのＫ１０Ｄにかぎらず、どのメーカーのカメラを使ってＲＡＷファイルで撮影したときも、ぼくは必ずそのメーカーのＲＡＷ現像ソフトを使ってＲＡＷファイルを展開します。ですから、Ｋ１０Ｄの場合も迷わずいつも「ＰＥＦ」を選んで撮影をしている。それに、そのほうがワンカットあたりのファイルサイズも小さくてすみますからね。■ｓｍｃＰＥＮＴＡＸ-ＦＡ７７ｍｍＦ１.８ Ｌｉｍｉｔｅｄ　絞り優先ＡＥ（絞りＦ８・１/１００秒）　マイナス０.３露出補正　オートホワイトバランスモード　ＩＳＯ２５０　ＲＡＷファイルは取り扱いは厄介、それなりの設備が必要、ファイルサイズもＪＰＥＧファイルに比べてデカい。などなどのデメリットがあります。しかし、逆に大きなメリットもいくつかあります。ＲＡＷファイルを展開して汎用タイプのファイルに変換するとときに ―― このことをフィルム現像になぞらえて「ＲＡＷ現像」と呼んでいます ―― じつにきめ細かく画像調整をおこなうことができます。ホワイトバランスを決めたり、彩度、コントラスト、シャープネスのコントロールや画像サイズなど、それこそ“自由自在”にＰＣのディスプレイ画面を見ながら調子を整えて希望通りの写真に仕上げることができます（もちろん、それなりのテクニックと知識が不可欠ですが）。　そのような画像調整をしても画質が“劣化”することはありません。ここがＪＰＥＧファイルの画像調整と大きく異なる点です。もう一つのメリットはＲＡＷファイルを展開したあと、ＪＰＥＧファイルよりももっとたくさんの画像データ情報や広い色空間を持たせたＴＩＦＦファイルに変換し保存しておくこともできます。さらに、極めつきのＲＡＷファイル記録のメリットとしては、もし仮に将来、画期的なＲＡＷ現像処理ソフトができたりすれば、そのソフトを使用することでいま現在では不可能だった画像処理ができたり、いまよりももっともっと優れた画像に仕上げることができるかもしれません。　これは他のカメラメーカーでの話ですが、事実、それに似たことが、つい最近、実現しました。いや、だからといって、みなさんに「ぜひＲＡＷファイルで撮影するように」とすすめているわけではありませんよ。くどいようですが、ＲＡＷファイルで撮影をして、それを取り扱うにはそれなりの“覚悟”も“技術”も必要です。Ｋ１０Ｄを使って撮影をしていて「おおっ、これはホント便利だなあ」と思わせられる機能に“ＲＡＷボタン”があります。ぼくは基本的にはＪＰＥＧファイルを選んで撮影することが多い。でも、ときどき「ここはＲＡＷでもおさえておきたい」と思うことがあります。そんなとき、このＲＡＷボタンをポツッと押しておくだけで撮れる、というのはいいですねえ。つい、クセになります。■ｓｍｃＰＥＮＴＡＸ-ＦＡ７７ｍｍＦ１.８ Ｌｉｍｉｔｅｄ　絞り優先ＡＥ（絞りＦ２・１/８秒）　マイナス０.３露出補正　オートホワイトバランスモード　ＩＳＯ８００　そしてもう一つ、これは老婆心からのアドバイスですけれど、ＲＡＷファイルは撮影後にあれやこれや画像の調整ができるから「撮影するときは適当にやっておけばいいだろう」といった考え方は決してよくありません。ＲＡＷファイルであろうがＪＰＥＧファイルで撮影するにしろ、撮影をするときは可能な限り“全力投球”をすべきです。そのほうが、ゼッタイに写真のクオリティも内容もよくなるはずです。撮影時にすべてを完結させる、画像調整は必要最小限にとどめる、というのがデジタルカメラ撮影術の鉄則なのです。　ところで、ここで一つ補足ですが、いま市販されているＲＡＷファイルで撮影ができる多くのデジタルカメラは、ＲＡＷで撮影をしたファイルは必ずＰＣを使って“現像処理”をする必要があります。ところがＫ１０Ｄにはカメラ内でＲＡＷファイルをＪＰＥＧファイルに変換する“現像処理”の機能が備わっています。この“現像処理”をするときに、ファイルサイズやＪＰＥＧ画質、ホワイトバランス、画像仕上げなど、各種パラメータを設定してＪＰＥＧファイルに変換することができます。ＰＣが不要なカメラ、といえなくもない。ただし、画像の仕上がり調子を確認するのはカメラ内蔵の液晶モニタしかありませんから、きちんと画像を確認しながらＲＡＷファイルを“現像処理”するには、やはり大きなディスプレイ画面を使ったほうが確実ではあります。Ｋ１０ＤにはＲＡＷファイルで撮影した画像データを“Ｋ１０Ｄ内”で現像処理（展開）する機能を備えています。たとえば、ＲＡＷで写した画像を急いで写真屋さんに行ってプリントしてもらいたい、と思ってもＲＡＷファイルであればチョイと厄介なことになります。でもＪＰＥＧファイルならまったく問題はありません。たとえば、ですが、そんな場合に役立つ機能でもあります。再生モードにしてＲＡＷファイルを表示させたあとＦｎボタンを押して十字キーの下を押します（左側の画面）。すると、画像の選択画面に切り替わります（右側の画面）。写真を選んでＯＫボタンを押す。ＯＫボタンを押すと左側の画面に切り替わります。ここでＲＡＷファイルを現像処理してＪＥＰＧファイルに変換するわけですが、そのときに各種パラメータを設定して処理することができるのです。右側ではホワイトバランスを変えてみました。現像処理すると、新しいＪＰＥＧファイルとしてメモリーカードに追加保存されます。オリジナルファイルはそのまま、まったく手を加えずに残っています。</description>
      <pubDate>Fri, 02 Feb 2007 11:59:44 +0900</pubDate>
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      <title>ＲＡＷは生魚、ＪＰＥＧは干物</title>
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      <description>　Ｋ１０Ｄでは撮影した画像データは、ＪＰＥＧファイルまたはＲＡＷファイルで記録することができます。　ＪＥＰＧファイルはカメラ内で画像処理をおこなった“加工済み”の画像データ。ＲＡＷファイルは画像処理をする前の“生”の画像データです。フィルムでたとえれば、撮影後に現像をすませたリバーサルフィルムがＪＰＥＧファイルですね。これに対して、ＲＡＷファイルはフィルム現像だけをすませたカラーネガフィルム、と言えなくもない。フィルム現像済みのリバーサルフィルム（ポジフィルム）は、そのままで写真として鑑賞の対象となります。ところがカラーネガフィルムは、フィルム現像をすませたあとにそれをもとにして引き伸ばしプリントをしないことには写真として鑑賞することはできません。　しかし、ネガフィルムはカラープリントに仕上げるときに、ある程度、色調や濃度などを調整することがでるという大きな特長があります。ＲＡＷファイルもこれと同じです。ポジフィルムもＪＥＰＧファイルも、こうした色調や濃度の調整をすることが（基本的には）できません。いや、ＪＰＥＧファイルの場合、やってやれなくはないのですが、加工済みのものをさらに“加工”するわけですから、結果的に良くはなりません。画質的に悪くなることを覚悟しなければなりません。ぼくの場合、圧倒的に、ＪＰＥＧファイルを選んで撮影することが多いです。ＲＡＷファイルで撮影することも、もちろんありますがその時には必ず「ＲＡＷ＋ＪＥＰＧ」モードを選んで撮影をしています。このへんの事情（理由）についてもまた、機会があればじっくりとお話ししたいです。撮影をしたＪＰＥＧファイルは、画像処理ソフトであまりイジることもありません（まったく“ない”というわけでもありませんが）。■ｓｍｃＰＥＮＴＡＸ-ＦＡ７７ｍｍＦ１.８ Ｌｉｍｉｔｅｄ　絞り優先ＡＥ（絞りＦ８・１/３５０秒）　マイナス０.３露出補正　オートホワイトバランスモード　ＩＳＯ１００　ぼくは、ＪＰＥＧファイルとＲＡＷファイルの違いを説明するときに、よく「魚」をたとえにしています。ＲＡＷファイルは生きたままの鮮魚。ＪＰＥＧファイルは干物などに加工された魚です。　魚を生きたまま保存するには“いけす”などの大きな入れ物が必要になります。そして、生きた魚を料理しておいしく食べられるようにするには、それなりの料理のウデも、そして設備も必要になります。じょうずに料理すれば新鮮でおいしい魚が食べられる。ところが干物になった加工済みの魚は、焼いて食べるしか方法はありませんが料理方法はカンタンです。立派な台所も道具も必要ない。焼くだけですぐに食べられます。が、しかし味は鮮魚に比べると劣ります（料理のやり方、うまいかへたか、によって違いますけどね）。　このことはＲＡＷファイルを“料理＝現像処理”するときも同じです。ＲＡＷファイルを処理するには、それなりの知識や技術が要求されますし、処理をするためのＰＣやソフトウエアも必要です。でも、ＪＰＥＧファイルはＰＣがなくてもそのままで写真鑑賞はできますし、カメラとプリンタを接続してダイレクトにプリントすることもできます。　さて以上、ＪＰＥＧファイルとＲＡＷファイルの「基本的な相違点」を理解してもらったうえで、それぞれの画像ファイルのことをもう少し詳しく説明していきましょう。ぼくのＫ１０Ｄでの基本撮影モードは、絞り優先ＡＥ、オートホワイトバランスモード、オートＩＳＯ（ＩＳＯ１００〜ＩＳＯ８００）、ＪＰＥＧ記録が基本で、必要に応じてＲＡＷ＋ＪＰＥＧ、ＪＥＰＧファイルの記録サイズは１０Ｍ（これは、必ず、です）、画質は★★★（Ｓ.ファイン)または★★(ファイン)です。画像仕上げはナチュラルモード。露出補正は頻繁にやります。コントラストと彩度のパラメータの設定を変えることもよくあります。■ｓｍｃＰＥＮＴＡＸ-ＦＡ１３５ｍｍＦ２.８　絞り優先ＡＥ（絞りＦ４.５・１/１２０秒）　オートホワイトバランスモード　ＩＳＯ１００　Ｋ１０Ｄでは、ＪＰＥＧファイルで撮影記録するときに、大別して２通りの設定をしなければなりません。一つは画像の「記録サイズ」の設定、もう一つは「ＪＰＥＧ画質」の設定です。記録サイズとは文字通り記録する画像のサイズです。いうまでもなく、画像サイズが大きければ大きいほど画質は良い。ただし、画像サイズが大きくなるほどにファイルサイズも大きくなります。同じ記録容量のＳＤカードを使用すれば、画像サイズが大きいほど撮影記録枚数は少なくなります。　たとええば同じ種類のブローニーフィルムであれば、６×４.５サイズよりも６×７サイズ、６×７サイズよりも６×９サイズのほうが画質が良いですが、撮影枚数が少なくなるのと同じことです。　Ｋ１０Ｄの最大記録画像サイズは３種類あります。「１０Ｍ」、「６Ｍ」、そして「２Ｍ」モードです。３８７２×２５９２ピクセルの約１０２０万画素が「１０Ｍ」モードです。３００８×２０００ピクセルの約６０２万画素が「６Ｍ」モード、そして１８２４×１２１６ピクセルの約２２０万画素が「２Ｍ」モードです。大きく拡大してプリントするには、画像サイズが大きいほど拡大率が小さくてすみますから有利です。　じゃあ、小さなプリント、たとえばサービスサイズやキャビネサイズぐらいのプリントに仕上げるときは２Ｍモードで撮影し、Ａ３サイズや半切サイズのプリントを予定しているときは１０Ｍモードで撮影をするようにしなければならないのでしょうか。いいえ、そんなことをする必要はありません。いや、べつにそういうやり方でも構わないのですけれど、でも、せっかく１０２０万画素高画素の一眼レフを使っているのですから、ここは少し贅沢でも、つねに１０２０万画素の実力をフルに発揮して大きなサイズの写真を撮るようにしましょうよ。ＪＰＥＧファイルで撮影、記録するときは必ず、「ＪＰＥＧ記録サイズ」と「ＪＰＥＧ画質」の設定をしておかなくてはなりません。「１０Ｍ」と「★★★（Ｓ.ファイン)」を選ぶと、１カットあたりのファイルサイズは大きくなってしまいますが、メモリーカードに余裕があるならぜひ、この組み合わせで撮影することをおすすめします。もし、どうしてもカードの容量が不足してきたというなら「１０Ｍ」はそのままにして「★★(ファイン)」に切り替えることです。　ぼくのことを言えば、Ｋ１０Ｄに限らずですが、どんな種類のカメラも、デジタル一眼でもコンパクトデジタルカメラでも、いつもそのカメラが記録できる最大画像サイズで写すようにしています。小さな画像サイズを選んで撮影したことは、金輪際、一度もありません。　というのも、いつ、どんな拍子で、写した画像を大きくプリントしたいと思うかもしれないからです。それがもし、小さな画像サイズで撮影してしまったりすれば、せっかく写したのにその写真を大きなサイズに仕上げて見てもらうことができないじゃないですか。大きな画像サイズで撮っておけば、小さいサイズにプリントしたって画質が悪くならない。画像処理ソフトを使ってレタッチ処理をしても、小さなプリントサイズならそれほどアラは目立たない。トリミングしたってまだまだ余裕もあります。いいことずくめです。　最大画像サイズで撮影するときの欠点は（もししいて言えばですが）、ファイルサイズが大きくなって撮影枚数が少なくなることぐらいでしょうか。だから、ぼくはそんなツマらん理由でケチになりたくないですから、いつも大容量の記録メディアをふんだんに用意して撮影をしているんです。　つぎに、もう一つの設定モードの「ＪＰＥＧ画質」です。ＪＰＥＧファイルは圧縮ファイルです。撮影した画像データをカメラ内で画像処理をして（このときのファイルサイズはＲＡＷファイルと同じぐらい大きい）、それを取り扱いしやすいようにコンパクトに圧縮してまとめたのがＪＰＥＧファイルなのです。このことはご存じですよね。で、圧縮してコンパクトにまとめる度合い、すなわち圧縮率を設定するのが「ＪＰＥＧ画質」モードです。Ｋ１０Ｄで撮影をしたＪＰＥＧファイルの画像サイズ比較です。同じ“倍率”で表示して比較しています。左から「１０Ｍ」、「６Ｍ」、そして「２Ｍ」の画像サイズです。たとえば「１０Ｍ」が６４５判サイズ、「６Ｍ」が３５ｍｍ判サイズ、「２Ｍ」がハーフサイズ判サイズ、と考えてみればどうでしょうか。６４５判サイズの写真がいちばん解像力も階調描写力も“良い”のは自明のことですよね　Ｋ１０Ｄの「ＪＰＥＧ圧縮」モードには、圧縮率がいちばん緩やかな「★★★（Ｓ.ファイン)」、それよりも少し圧縮率を高めた「★★(ファイン)」、もっとも圧縮して小さくする「★(エコノミー)」の３種類があります。圧縮率を高くするほどファイルサイズは小さくして記録できます。　ちなみに、「★★★（Ｓ.ファイン)」で撮影したＪＰＥＧのファイル容量が３.８ＭＢ、それを「★★(ファイン)」で撮影すると２.２ＭＢになり、「★(エコノミー)」だと１.１ＭＢのファイル容量になりました。ＪＰＥＧの圧縮率を変えるだけでこれだけファイル容量のサイズが違ってくるのです。　圧縮率を高くすればファイルがコンパクトになる長所がありますが、逆に、圧縮するほど画質は悪くなるという短所もいっぽうにはあります。圧縮ノイズとかモスキートノイズとよばれる画像変化が目立ってきて画像にむらむら ―― 大量の蚊が集まっているように見えるために“モスキート”ノイズと言うのです ―― が目立ってきます。ただし、こうした圧縮ノイズは撮影画像によっては相当に大きく拡大して子細に見ないとわからない程度のものです。Ｋ１０Ｄでいえば、「★★★（Ｓ.ファイン)」と「★★(ファイン)」ではかなり拡大して見比べても、ほとんど画質の「差」はわからない程度です。「★★★（Ｓ.ファイン)」と「★(エコノミー)」の画像を拡大比較してようやくわかるほどで、つまりＪＰＥＧの圧縮率はそれほど神経質になる必要はないとぼくは考えています。そこでですが、ＪＰＥＧの圧縮率の違いによって画質にどんな影響がでるのか、ということを見比べてみようと工夫をしてみました。それが、この写真です。この例は「１０Ｍ」で撮影したもので（★★★（Ｓ.ファイン)と★(エコノミー)のふた通りを撮影）、それを拡大して部分トリミング、さらに部分トリミングしてみました。ここまでトリミングして拡大してみないことには、Ｋ１０Ｄの高画質ともなればＪＰＥＧの圧縮ノイズを見比べることができません。ふたつ上の写真の右側の中の、ちっちゃな四角で囲った部分を拡大比較してみました。上が★★★（Ｓ.ファイン)、下が★(エコノミー)のＪＰＥＧ画質圧縮モードで撮影したものです。斜めの棒のあたりを見比べてください。下の★（エコノミー＝ＪＰＥＧ圧縮率が高い）にはチワチワとしたモスキートノイズが見られます。その右側の金網部分も、よく見比べれば★★★（Ｓ.ファイン)の画像よりも★(エコノミー)のほうが解像感が劣っているのが（少しですが）わかります。こうしたＪＰＥＧの圧縮ノイズは、被写体によってはもっと目立つものもありますし目立ちにくい場合もある。いずれにしても、Ｋ１０Ｄの画像ともなればこれぐらいに拡大して、目を凝らして見ないとわかないほどのものなのです。　もし、ＪＰＥＧファイルで撮影して、その後にＰＣ上で画像処理ソフトを使ってレタッチ処理をするつもりがあるのなら「★★★（Ｓ.ファイン)」がおすすめ。まったくそのつもりはない、撮影をしたらそのまま手を加えずにストレートに画像を使用するというのであれば「★★(ファイン)」で充分です（「★(エコノミー)」はあまりおすすめできません）。ＪＰＥＧファイルは画像処理ソフトでレタッチするときは、圧縮した画像をいったん“解凍”します。画像レタッチをしたのち、ふたたび圧縮処理をしてからＪＰＥＧファイルに戻す。そのようなことを何度か繰り返していれば、とたんに画質に影響してしまいます。ですから、少しでも高品質のＪＰＥＧファイルで記録しておいたほうが後処理をするにしても画質劣化を最小限にとどめられるというわけなのです。ただし、画像処理ソフトなどでＪＰＥＧファイルのレタッチをせずに“開いて閉じる”だけなら画質が劣化することはありません。　…いやあ、いけませんねえ。ＲＡＷファイルの話も、と思っていたのですが、少しＪＰＥＧの話をしすぎました。ＲＡＷファイルの話は次回、ということにしましょう。</description>
      <pubDate>Tue, 30 Jan 2007 11:55:47 +0900</pubDate>
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